かつてビールが苦手だった私が、
vol.17 2017年9月8日
これは今年の3月のこと…。
「毬花(まりばな)が成るか成らないかは別にして、私もホップの苗を購入して育ててみようかな~」と楽天をポチポチしていたところ、横にいた夫が
「それ買おうとしてるの?それホップじゃないよ!( ̄◇ ̄;)」と。
私「えっホップって書いてあるじゃん!」
夫「『山ホップ』って書いてあるし、横に唐花草(カラハナソウ)って書いてあるでしょ?カラハナソウはホップと似ているけど、ビールで使うホップとは違うものなんだよ~。ホップはセイヨウカラハナソウだよー。」
と…。
あ、あぶなっ!(笑) 言われなければ気付かずに買っていたかもしれません。
実際ホップとカラハナソウは非常に似ているので間違われることがよくあるようで、ざっと検索してみても世間の混乱が見てとれます(汗) 業者の方も間違えるのだとか…?
ビール用のホップを育ててみたい場合は「セイヨウカラハナソウ」と書いてあるか確認してみましょう。
★グリーンカーテンになれば何でもいいということでしたら問題ないと思います。(^^)
更にもう一点気を付けてほしいのは、毬花をつけるのは『雌株めかぶ』です。市場に出ているのはほとんど雌株ですので大丈夫だとは思いますが、念の為チェックしましょう!
ではどこで売っているの?という話ですが、実は最近のクラフトビール人気の為か、売り出すとすぐに品切れになってしまうそうなんです。ですのでここに行けば買えますよというご案内が難しいのが実情です。近年全国各地でホップ畑を作ろうと取り組みがなされていますので、欲しいと思った方に届くようになると良いですね。もしくは…これを読んだそこのあなた、ホップ農家になってみますか?為せば成る!?
ちなみに私は今年、世田谷ホッププロジェクトから滑り込みで購入しました。もちろん一人の消費者として争奪戦!?に参加しましたよ!
さて、現在(2017年9月)後藤醸造では世田谷産ホップをビールに浮かべて飲んでみるイベントを不定期開催しております。次回のブログではそのイベントレポをお送りして、ホップのお話はおしまいにしようと思います。